2006年の問題です。
問題7 予防給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程
度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医
師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型
通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知
症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ
とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師
に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢4
介護保険法の第8条の2です。
『14 この法律において「地域密着型介護予防サービス」と
は、介護予防認知症対応型通所介護、介護予防小規模多機能型
居宅介護及び介護予防認知症対応型共同生活介護をいい、「地
域密着型介護予防サービス事業」とは、地域密着型介護予防サ
ービスを行う事業をいう。』
ということは「正しい」です。
法律そのまんまの選択肢です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
バックナンバーをアップするブログを作成中です。
http://kaigoshien2007.blogspot.com/。
鮮やかなブルーを多用しています。
ぜひ、覗いてみてください。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
登録をお願いします。
2007年4月30日月曜日
2007年4月29日日曜日
介護予防居宅療養管理指導について、598号。
2006年の問題です。
問題7 予防給付について正しいものはどれか。 3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢3
介護保険法の第8条の2です。
『6 この法律において「介護予防居宅療養管理指導」とは、 居宅要支援者について、その介護予防を目的として、病院等の 医師、歯科医師、薬剤師その他厚生労働省令で定める者により 行われる療養上の管理及び指導であって、厚生労働省令で定め るものをいう。』
ということは「正しい」です。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
エンジンをかけることと致しましょう! 「日刊」の約束を今日からは守ります。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題7 予防給付について正しいものはどれか。 3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢3
介護保険法の第8条の2です。
『6 この法律において「介護予防居宅療養管理指導」とは、 居宅要支援者について、その介護予防を目的として、病院等の 医師、歯科医師、薬剤師その他厚生労働省令で定める者により 行われる療養上の管理及び指導であって、厚生労働省令で定め るものをいう。』
ということは「正しい」です。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
エンジンをかけることと致しましょう! 「日刊」の約束を今日からは守ります。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
2007年4月25日水曜日
介護予防訪問看護について、597号。
2006年の問題です。
問題7 予防給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢2
「介護予防訪問看護」は介護保険法の第8条の2に規定されて います。
『4 この法律において「介護予防訪問看護」とは、居宅要支 援者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生 労働省令 で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、 その者の居宅において、その介護予防を目的として、看護師そ の他厚生労働省令で定める者により、厚生労働省令で定める期 間にわたり行われる療養上の世話又は必要な診療の補助をい う。』
「正しい」選択肢です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
訂正号です。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題7 予防給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢2
「介護予防訪問看護」は介護保険法の第8条の2に規定されて います。
『4 この法律において「介護予防訪問看護」とは、居宅要支 援者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生 労働省令 で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、 その者の居宅において、その介護予防を目的として、看護師そ の他厚生労働省令で定める者により、厚生労働省令で定める期 間にわたり行われる療養上の世話又は必要な診療の補助をい う。』
「正しい」選択肢です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
訂正号です。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
2007年4月23日月曜日
介護予防訪問介護の利用期間について、595号。
2006年の問題です。
問題7 予防給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢1
利用期間を限定した条文はありません。
この選択肢は「誤り」です。
3月間というのは、ケアマネが訪問しなければいけない期間で す。
ケアマネは介護給付の方には毎月訪問しなければいけませんが、 予防給付の方には3月間に1度でいいのです。
残りの2月間は電話連絡でOKです。
そのへんのことと混乱させようという選択肢であると判断して います。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
しばらく発行が滞っていました。
なんとかもっと頻繁に発行したいものです。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題7 予防給付について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1. 介護予防訪問介護の利用期間は、3月間に限定されている。
2. 介護予防訪問看護は、主治の医師が一定の治療の必要の程 度を認めた者に限って利用することが可能である。
3. 介護予防居宅療養管理指導は、介護予防を目的として、医 師、歯科医師等が療養上の管理や指導を行うサービスである。
4. 地域密着型介護予防サービスには、介護予防認知症対応型 通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護及び介護予防認知 症対応型共同生活介護の3種類がある。
5. 介護予防支援における介護予防サービス計画を作成するこ とができるのは、地域包括支援センターの職員のうち、保健師 に限られる。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・3・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢1
利用期間を限定した条文はありません。
この選択肢は「誤り」です。
3月間というのは、ケアマネが訪問しなければいけない期間で す。
ケアマネは介護給付の方には毎月訪問しなければいけませんが、 予防給付の方には3月間に1度でいいのです。
残りの2月間は電話連絡でOKです。
そのへんのことと混乱させようという選択肢であると判断して います。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
しばらく発行が滞っていました。
なんとかもっと頻繁に発行したいものです。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
2007年4月12日木曜日
生活保護の「他方優先」という原則について、594号。
2006年の問題です。
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢4
生活保護には「他方優先」という原則があります。
つまり、介護保険や年金や手当などを受けることが出来る場合 には、まず、そちらの手続きを先にとること。
それらの制度を活用しても尚、生活維持が困難な場合に保護の 適用となります。
ですから、介護保険の給付を優先し、利用者負担分を生活保護 から介護扶助を行います。
この選択肢は「正しい」です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
ブログをなんとかしなければ・・・と思っています。
けれど、殺人的な忙しさで・・・・
GW明けまでにはなんとかします。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢4
生活保護には「他方優先」という原則があります。
つまり、介護保険や年金や手当などを受けることが出来る場合 には、まず、そちらの手続きを先にとること。
それらの制度を活用しても尚、生活維持が困難な場合に保護の 適用となります。
ですから、介護保険の給付を優先し、利用者負担分を生活保護 から介護扶助を行います。
この選択肢は「正しい」です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
ブログをなんとかしなければ・・・と思っています。
けれど、殺人的な忙しさで・・・・
GW明けまでにはなんとかします。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
2007年4月11日水曜日
労働者災害補償保険による介護保障について、593号。
2006年の問題です。
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢3
《医療保険又は介護保険のどちらから給付が行われるかは、入 院患者と保険者の協議によって決められる。》というのは、あ りえません。
このへんは、解説不要と判断しています。
介護保険による給付です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
福祉用具の貸与
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢3
《医療保険又は介護保険のどちらから給付が行われるかは、入 院患者と保険者の協議によって決められる。》というのは、あ りえません。
このへんは、解説不要と判断しています。
介護保険による給付です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
福祉用具の貸与
それでは、また会える日まで!!
See You!!
2007年4月8日日曜日
他の法令による給付との調整について、592号。
2006年の問題です。
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢2
介護保険法の第20条です。
『(他の法令による給付との調整) 第二十条 介護給付又は予防給付(以下「介護給付等」という。) は、当該要介護状態又は要支援状態(以下「要介護状態等」とい う。)につき、労働者災害補償保険法(昭和二十二年法律第五十 号)の規定による療養補償給付若しくは療養給付その他の法令 に基づく給付であって政令で定めるもののうち介護給付等に相 当するものを受けることができるときは政令で定める限度にお いて、又は当該政令で定める給付以外の給付であって国若しく は地方公共団体の負担において介護給付等に相当するものが行 われたときはその限度において、行わない。 (平一七法七七・一部改正)』
つまり、労災は介護給付よりも優先です。
『介護保険よりも労災優先』と記憶してください。
この選択肢は正解です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
新年度になりましたが、各市町村との契約やら会議の連続やら でてんてこ舞いです。
猫の手も借りたい。
メルマガどころでは・・・
しかし、何とか発行できました。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町 村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の 給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険 による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介 護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の 協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対 象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢2
介護保険法の第20条です。
『(他の法令による給付との調整) 第二十条 介護給付又は予防給付(以下「介護給付等」という。) は、当該要介護状態又は要支援状態(以下「要介護状態等」とい う。)につき、労働者災害補償保険法(昭和二十二年法律第五十 号)の規定による療養補償給付若しくは療養給付その他の法令 に基づく給付であって政令で定めるもののうち介護給付等に相 当するものを受けることができるときは政令で定める限度にお いて、又は当該政令で定める給付以外の給付であって国若しく は地方公共団体の負担において介護給付等に相当するものが行 われたときはその限度において、行わない。 (平一七法七七・一部改正)』
つまり、労災は介護給付よりも優先です。
『介護保険よりも労災優先』と記憶してください。
この選択肢は正解です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
新年度になりましたが、各市町村との契約やら会議の連続やら でてんてこ舞いです。
猫の手も借りたい。
メルマガどころでは・・・
しかし、何とか発行できました。
それでは、また会える日まで!!
See You!!
登録:
投稿 (Atom)