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2007年9月6日木曜日

死亡診断書について、679号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

この選択肢は感心しません。 「死亡確認することなく死亡診断書を交付する」という言葉に 違和感があります。

これは、医師法第20条の例外規定です。あくまでも例外規定 なので、本来は、医師は患者を訪問し、診察し死亡診断をする という理解が正しいように思います。

この選択肢は、医師に対する不信を招くような文章です。

選択肢5です。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の323ページに こんな記述があります。

『・・・、同法には「但し、診察中の患者が受診後24時間以 内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限り ではない」と例外規定が記されています。』

『法は死亡診断を医師(歯科医師を含む)にしかできない医療 行為と定めており、・・・(略)』

とはいえ、選択肢5は「正しい」です。

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●編集後記●

バックナンバーです。

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それでは、また会える日まで!!

See You!!



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