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2007年3月8日木曜日

療養病床から介護施設に転換について、583号。

asahi.com です。

『「療養病床から介護施設に転換」1割 国の目標と隔たり

http://www.asahi.com/health/news/TKY200703060364.html

病状が安定した高齢者が長期入院している「療養病床」を6割 削減して介護施設に転換する政策を厚生労働省が進めているが、 全国の病院・診療所で実際に介護施設への転換を予定している 病床数は1割に満たないことが6日、同省の調査で明らかにな った。

6割近くが療養病床や一般患者向けの病床としての存続を望ん でいる。

「11年度末までに6割削減」という国の目標との隔たりは大 きく、療養病床削減で必要になる高齢者の受け皿の確保も難し い現状が浮き彫りになった。

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《療養病床には現在、医療保険を使って入院するベッド(25 万床)と、介護保険を使うベッド(13万床)がある。》

計38万床のうち、厚労省は医療費抑制のため、今後5年間で 23万床を削減。療養病床は病状が比較的重い患者だけを対象 とする医療保険型の15万床のみとし、残る23万床は行き場 がなくなる高齢者の受け皿として、老人保健施設や有料老人ホ ームなどへの転換を促す計画だ。

調査は昨年10月1日時点で行われ、2月20日までに38 万床のうち、医療型22万2171床、介護型11万5955 床の計33万8126床分の回答があった。全国の病院と診療 所5925医療機関が協力した。

転換予定を聞いたところ、現状のままでの存続も含めベッド数 で全体の49.6%が医療型の療養病床だった。今後廃止され る介護型の存続を望む割合も3・7%あった。

一般病床への転換は5.2%。国が療養病床の主な転換先とし ている老健施設への移行は8.6%にとどまった。

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タイプ別に見ると、療養病床として存続する予定なのは、医療 型の63・5%に対し、介護型は34.3%。介護施設への転 換を目指すのは医療型が2.4%に対して介護型では21.2% と、大きな差が出た。

厚労省は昨年7月、療養病床の軽度の患者に対する診療報酬を 大幅に引き下げる一方、介護施設に移行しようとする病棟への 優遇措置を設定。介護施設への転換を促そうとしたが、これま で優遇措置を利用している医療機関はほとんどない。

今秋をめどに、各都道府県は「地域ケア整備構想」を策定し、 地域ごとの療養病床の転換目標を定める予定だ。

厚労省は「介護施設の整備計画などが自治体ごとに明らかにな れば、転換を希望する医療機関も増えるのではないか」とする が、計画通りに転換が進むかどうかは不透明で、受け皿が不足 し、高齢者が行き場を失う可能性もある。

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●編集後記●

《療養病床には現在、医療保険を使って入院するベッド(25 万床)と、介護保険を使うベッド(13万床)がある。》

この問題の処理は手こずると思います。

それでは、また会える日まで!!

See You!!



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