2006年の問題です。
問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。
1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として
は、経口麻薬剤のみが許可されている。
2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か
く継続して観察することが望ましい。
3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって
在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。
4. 胃ろう造設術を施された患者の治療上生じるトラブルとし
ては、カテーテルが自然に抜去することがある。
5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時
には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。
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正解:2・4・5
選択肢4です。
《カテーテルが自然に抜去することがある》という文言に違和
感を持つと判断を誤ります。
自分の主観ではなく、テキストにどう記載されているかがポイ
ントです。
四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の258ページに
こんな記述があります。
『胃と腹部表面を通過し栄養を注入する管が通してあり、ここ
から必要な栄養を通します。自然抜去することもあります。』
選択肢4は「正しい」です。
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●編集後記●
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それでは、また会える日まで!!
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