2006年の問題です。
問題26 摂食、嚥下に関して適切なものはどれか。
3つ選べ。
1. 加齢に伴う口腔の変化としては、口腔粘膜の萎縮、歯槽骨
の吸収、咀嚼筋の筋力低下などがある。
2. 高齢者の場合、味覚の低下の原因としては、薬剤の副作用、
口腔乾燥、口腔真菌症などが多い。
3. 舌に痛みなどがある場合、口腔清掃を行ってはならない。
4. 食物が摂取され、体外に排出される過程は、食欲から始ま
り、摂食、咀嚼、嚥下、消化・吸収、排泄の順序である。
5. 歯の噛み合わせは、咀嚼、嚥下機能に影響するが、全身の
能力、姿勢の制御には影響しない。
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第1問から第10問の解説が終了しました。
このあたりで他の分野の問題も見ていきましょう。
少し、保健医療サービスの知識等を見ていきましょう。
「摂食、嚥下」は、「口腔ケア」が介護予防で注目されたこと
もあり、理解が進んでいたと思います。
明日から、選択肢の一つ一つを見ていきます。
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●編集後記●
介護保険制度が変わっても、人体の構造は変わらないので、「保
健医療サービスの知識」は、変わらないと思いたいですが、そ
うでもないようです。
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それでは、また会える日まで!!
See You!!