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2007年6月14日木曜日

血清クレアチニン値について、631号。

2006年の問題です。

問題28 高齢者の症状や検査について適切なものはどれか。

2つ選べ。

1. 体重は、栄養状態が不良な場合であっても、浮腫性疾患(心 不全、ネフローゼ、肝硬変)では増加することがある。

2. 血清アルブミン値は、高齢者の栄養評価の指標の1つであ り、加齢に伴って低下することはない。

3. 高齢者では、たとえ血清クレアチニン値が正常でも、糸球 体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがあ り、薬剤の副作用には注意が必要である。

4. 不整脈を詳しく調べるために24時間心電図(ホルター心 電図)が測定されるが、心身の負担になるため、高齢者ではほと んど利用されない。

5. 骨密度は、成人後は加齢とともに低下するが、特に男性に おいてその低下が著しい。

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正解:1・3

選択肢の3を見ていきましょう。

今日は、『血清クレアチニン値』を見ていましょう。

まず、クレアチニンとはなんでしょう?

IDDM-Networkの用語事典です。

http://www.joho-kyoto.or.jp/~iddm-net/HTML/DIC/Main/KU/ku004.html

『クレアチニンとは、血液中に存在する老廃物の一種で、本来 は尿中に排出されるものであるが、腎機能が低下していると、 尿中に排出されずに血中に蓄積される。
よって、血中あるいは尿中のクレアチニンを調べることにより、 腎機能が正常かどうかを検査できる。
よってDMの場合、慢性合併症のひとつである腎症の進行度合 いを調べるための指標にもなっている。
血中のクレアチニンを「血清クレアチニン値」といい、尿中の クレアチニンを「尿中クレアチニン濃度」というが、腎機能が 低下していると、前者の値は上昇し、後者の値は低下する。』

神奈川県予防医学協会
http://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/kensa/kensati12.html

こんな文章があります。

『血清クレアチニン値は筋肉の量により決まるので、男女によ って差があります。また、筋肉量の少ない小児や高齢者では、 成人に比べ低値となります。』

『糸球体ろ過率(クレアチニンクリアランス)』は、明日調べて 見ましょう。

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●編集後記●

「コムスンが、自社の施設利用者を増やすなどしたケアマネジ ャーに対する報奨金制度を設けていた」というニュースが飛び 込んできました。
これは、酷い話です。
真偽のほどは、まだ明かではありませんが・・・・

コムスンに在籍していたケアマネを白眼視する人が出てくるか もしれません。

バックナンバーです。

訪問して感想をお聞かせください。

http://kaigoshien2007.blogspot.com/

それでは、また会える日まで!!

See You!!



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