2006年の問題です。
問題1 介護保険制度について正しいものはどれか。
3つ選べ。
1 介護保険は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾
病等により要介護状態となり、入浴、排泄、食事等の介護、機
能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等
を対象とする制度である。
2 介護保険は、居宅において自立した日常生活を営むことを
目的としているため、原則として、施設サービスの利用は医療
的処置が必要な要介護者が優先される。
3 医療保険者は、介護保険事業が健全かつ円滑に行われるよ
う、協力しなければならない。
4 市町村は、介護保険の保険者として、被保険者への保険給
付等に責任を持つことから、介護給付の対象となる介護サービ
スか不足する場合は、自ら提供しなければならない。
5 介護保険制度の被保険者及び保険給付を受けられる者の範
囲については、社会保障に関する制度全般についての一体的な
見直しと併せて検討が行われることとなっている。
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正解:1・3・5
かなりマニアックな文言を載せます。
附 則 (平成一七年六月二九日法律第七七号)
『(検討)
第二条 政府は、介護保険制度の被保険者及び保険給付を受け
られる者の範囲について、社会保障に関する制度全般について
の一体的な見直しと併せて検討を行い、その結果に基づいて、
平成二十一年度を目途として所要の措置を講ずるものとする。
2 政府は、この法律の施行後三年を目途として、第三条の規
定による改正後の介護保険法(以下「新介護保険法」という。)
による予防給付及び地域支援事業について、その実施状況等を
勘案し、費用に対するその効果の程度等の観点から検討を行い、
その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。』
つまり、選択肢5は「正しい」です。
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明日は、次の問題を見ます。
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●編集後記●
自分で書いていて、少しマニアックだと思います。
それでは、また会える日まで!!
See You!!