2006年の問題です。
問題32 口腔ケアについて適切なものはどれか。
3つ選べ。
1. 口腔内の清掃は、化学的清掃法より機械的清掃法が効果的
である。
2. 口腔ケアの目的は、口腔機能の保持により、要介護者のQ
OLとADLの維持・向上を図ることである。
3. 総義歯を装着している場合、歯がないので、口腔内の清掃
は、必要ない。
4. 経管栄養の場合、唾液分泌の減少による自浄作用の低下の
ため、口腔内は不衛生になりやすい。
5. 高齢者は歯と歯の隙間が大きくなるので、むし歯や歯周疾
患になりにくい。
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正解:1・2・4
選択肢3と4です。
四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の110ページにこ
んな記述があります。
『経菅栄養を行っている場合や歯がない場合は、唾液分泌量が
減少し咀嚼による自浄作用がないため、口腔内は非常に汚れや
すく積極的な口腔清掃が必要になります。』
まあ、この選択肢を「誤り」とする方はいないと思いますが。
選択肢3は「誤り」で、4は「正しい」です。
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●編集後記●
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