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2007年9月3日月曜日

末期がん患者の疼痛緩和について、676号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

重いテーマの問題ですが、専門知識がなくても解ける問題です。 とはいえ、選択肢を一つ一つ見ていきましょう。

選択肢を一つ一つ見ていきましょう。

選択肢2です。

「身体的な側面にのみ」という言葉に違和感を感じられれば理 解できると思います。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の311ページに こんな記述があります。

『末期がん患者の痛みは単に身体的要因から成るものではなく、 精神的要因、社会的要因、霊的要因をも含んだ全人的痛みとし てとらえられています。すなわち、末期がんの痛みは肉体的な 痛みをベースにしていますが、心理的、社会的、霊的なものが それを修飾し、それらが統合された形で一つの痛みとして現れ てくるという理解です。』

選択肢2は「誤り」です。

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●編集後記●

9月最初のメルマガです。

バックナンバーです。

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それでは、また会える日まで!!

See You!!



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