2006年の問題です。
問題6 介護保険制度の給付と他の制度の給付との関係につい
て正しいものはどれか。
2つ選べ。
1. 介護保険料を滞納している場合は、老人福祉法による市町
村の措置が優先して行われる。
2. 労働者災害補償保険による介護保障によって、介護保険の
給付に相当する給付が受けられるときは、労働者災害補償保険
による介護補償が優先する。
3. 介護療養型医療施設の入院患者に対して、医療保険又は介
護保険のどちらから給付が行われるかは、入院患者と保険者の
協議によって決められる。
4. 生活保護の被保護者である第1号被保険者が介護サービス
を利用するときは、介護保険の給付と生活保護の介護扶助の対
象となる。
5. 障害者自立支援法に基づく自立支援給付と介護保険法によ
る給付が重複する場合は、自立支援給付が優先する。
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正解:2・4
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
選択肢1
「介護保険料を滞納している場合」は介護保険法では、(保険料
滞納者に係る支払方法の変更)として第66条に規定されてい
ます。
当該要介護被保険者等に対し被保険者証の提出を求め、当該被
保険者証 に、支払方法変更の記載をする旨が書かれていますが、
《老人福祉法による市町村の措置が優先して行われる》旨の規
定はありません。
気になられるなら、介護保険法の第66条を読んでみてくださ
い。
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●編集後記●
年度末ですから、運営規定や契約書の見直し、予算案の作成等
ペーパーワークに忙殺されています。
ケアプランの作成とはまったく関係ない仕事に時間の大半を取
られています。
トホホ・・・・
それでは、また会える日まで!!
See You!!