2006年の問題です。
問題28 高齢者の症状や検査について適切なものはどれか。
2つ選べ。
1. 体重は、栄養状態が不良な場合であっても、浮腫性疾患(心
不全、ネフローゼ、肝硬変)では増加することがある。
2. 血清アルブミン値は、高齢者の栄養評価の指標の1つであ
り、加齢に伴って低下することはない。
3. 高齢者では、たとえ血清クレアチニン値が正常でも、糸球
体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがあ
り、薬剤の副作用には注意が必要である。
4. 不整脈を詳しく調べるために24時間心電図(ホルター心
電図)が測定されるが、心身の負担になるため、高齢者ではほと
んど利用されない。
5. 骨密度は、成人後は加齢とともに低下するが、特に男性に
おいてその低下が著しい。
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正解:1・3
選択肢の5を見ていきましょう。
この選択肢の正誤を間違える方はいないのでは?
「男性」ではなく「女性」です。
解説は不要でしょう。
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●編集後記●
研修が立て込んでいます。
しばらく発行が不定期になります。
ご了承ください。
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それでは、また会える日まで!!
See You!!