2006年の問題です。
問題27 認知症について適切なものはどれか。
3つ選べ。
1. 認知症の原因として最も多いのは、ピック病である。
2. 長谷川式認知症スケールやMini-MentAl StAte ExAminAtion
(MMSE)の結果のみで認知症と診断してはいけない。
3. 認知症の人は、記憶力や判断力が低下しているので、現実
を知らせないほうが落ち着いて生活できる。
4. アルツハイマー病は、血管性認知症に比べ、神経症状が少
なく、感情の平板化がみられることが多い。
5. 認知症ケアの基本的考え方は、認知症をもつ人と共生する
という姿勢をもち、個別ケアを提供していくことである。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
正解:2・4・5
選択肢の4を見ていきましょう。
昨年も何度も言いましたが、この試験には標準テキストがあり
ます。
早い方はもう手に入れられたかもしれません。
私も早く手に入れたいと思っていますが、忙しさに紛れて、申
し込んでいません。
で、何が言いたいのかというと、現実の学説ではなくてテキス
トに書いてあることが正解なんです。
脳血管性の認知症とアルツハイマー性の認知症の対比は多くの
書物でなされています。
その多くはこの選択肢の通りです。
この選択肢は、「正しい」です。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
●編集後記●
発売されたテキストは四訂です。
昨年のテキストは三訂です。
両方を比べてみたいと思います。
バックナンバーです。
訪問して感想をお聞かせください。
http://kaigoshien2007.blogspot.com/
それでは、また会える日まで!!
See You!!