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2007年6月12日火曜日

浮腫性疾患について、629号。

2006年の問題です。

問題28 高齢者の症状や検査について適切なものはどれか。

2つ選べ。

1. 体重は、栄養状態が不良な場合であっても、浮腫性疾患(心 不全、ネフローゼ、肝硬変)では増加することがある。

2. 血清アルブミン値は、高齢者の栄養評価の指標の1つであ り、加齢に伴って低下することはない。

3. 高齢者では、たとえ血清クレアチニン値が正常でも、糸球 体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがあ り、薬剤の副作用には注意が必要である。

4. 不整脈を詳しく調べるために24時間心電図(ホルター心 電図)が測定されるが、心身の負担になるため、高齢者ではほと んど利用されない。

5. 骨密度は、成人後は加齢とともに低下するが、特に男性に おいてその低下が著しい。

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正解:1・3

選択肢の1を見ていきましょう。

全身性浮腫があれば体重は増えます。

まあ、腫れているわけなので、医学的な知識よりも想像力の問 題だと思います。

この選択肢では、ネフローゼを見ましょう。

メルクマニュアル家庭版です。

『ネフローゼ症候群は、尿中にタンパク質が大量に漏れ出てし まうのを特徴とする糸球体の病気で、多くの場合、体液の蓄積 (浮腫)がみられ、血液中のアルブミン濃度が低下します。

ネフローゼ症候群は、ごく少量のタンパク質が尿中に漏れ出る 状態(微量アルブミン尿症)が徐々に進行して発症したり、あ るいは突然発症する場合もあります。

ネフローゼ症候群は年齢にかかわりなく起こります。

小児では生後18カ月から4歳の間が最も多く、女児より男児に多 くみられます。

年齢が高くなると、男女の差はほとんどなくなります。』

以下は、

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec11/ch144/ch144c.html

を、ご覧ください。

この選択肢は、「正しい」です。

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●編集後記●

ここ数日間の話題は「コムスン」です。

私もコムスンの撤退により何件かのケアプランを引き継ぎまし た。

今年いっぱい混乱が続くような予感がするんですが・・・・

利用者や現場の方の不安を思うといたたまれない気持ちになり ます。

バックナンバーです。

訪問して感想をお聞かせください。

http://kaigoshien2007.blogspot.com/

それでは、また会える日まで!!

See You!!



※この時計の時刻は、貴方のPCの内蔵時計の時刻です。必ずしも正確な時間とは限りません