2006年の問題です。
問題31 食事とその介護について適切なものはどれか。
3つ選べ。
1. 味覚、嗅覚、視覚の感覚の低下は、食欲不振をもたらしや
すくなる。
2. カステラは、嚥下困難を誘発しやすい食品である。
3. 嚥下障害は、誤嚥を起こすもとになり、誤嚥性肺炎の原因
ともなる。
4. 食事をとる姿勢は、できるだけ座位にして、頭部を後屈さ
せる。
5. 嚥下食は、脱水や便秘を起こしにくい。
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正解:1・2・3
選択肢3です。
四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の83ページにこ
んな記述があります。
『食事を摂る姿勢は、できるだけいすに座られ、頭部と体幹を
わずかに前傾させます。』
選択肢のように「頭部を後屈させる」と気道が開くので、誤嚥
の危険性が高いのは言うまでもありません。
選択肢4は「誤り」です。
常識で判断できますが、もっと重要なこともあります。
こういう文章がテキストに書いてあるということを知ることは
試験合格の近道です。
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●編集後記●
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それでは、また会える日まで!!
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