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2007年9月30日日曜日

指定介護予防訪問リハビリテーションについて、691号。

2006年の問題です。

問題37 介護予防サービスについて正しいものはどれか。
2つ選べ。

1. 医師が行う指定介護予防居宅療養管理指導では、適切なサ ービス提供のために必要がある場合には、医師は、介護予防支 援事業者や介護予防サービス事業者に対し情報提供や助言を行 う。

2. 指定介護予防訪問リハビリテーションについては、期間を 定めて、計画を作成してサービスを提供するため、モニタリン グは行わなくてもよい。

3. 指定介護予防訪問看護の提供に当たっては、主治医から口 頭による指示を受けなければならない。

4. 指定介護予防通所リハビリテーションは、利用者の介護予 防に資するよう、その目標を設定し、計画的に行わなければな らない。

5. 指定介護予防通所リハビリテーション事業所においては、 利用者の生活機能を向上するために、必ず理学療法士又は作業 療法士を確保しなければならない。

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正解:1・4

選択肢2です。

「 誤り」であることは、文章を見れば理解できるとおもいます が、念のため、通達を見ましょう。

『指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基 準について』の第86条の中に以下の文言があります。

『同条第10号から第12号は、介護予防訪問リハビリテーショ ン計画に定める計画期間終了後の当該計画の実施状況の把握 (モニタリング)、当該モニタリング結果の記録の作成、当該記 録の担当する介護予防支援事業者への報告を義務づけたもので ある。』

選択肢2は「誤り」です。

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●編集後記●

バックナンバーです。

訪問して感想をお聞かせください。

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それでは、また会える日まで!!

See You!!



2007年9月29日土曜日

介護予防サービスについて、690号。

2006年の問題です。

問題37 介護予防サービスについて正しいものはどれか。
2つ選べ。

1. 医師が行う指定介護予防居宅療養管理指導では、適切なサ ービス提供のために必要がある場合には、医師は、介護予防支 援事業者や介護予防サービス事業者に対し情報提供や助言を行 う。

2. 指定介護予防訪問リハビリテーションについては、期間を 定めて、計画を作成してサービスを提供するため、モニタリン グは行わなくてもよい。

3. 指定介護予防訪問看護の提供に当たっては、主治医から口 頭による指示を受けなければならない。

4. 指定介護予防通所リハビリテーションは、利用者の介護予 防に資するよう、その目標を設定し、計画的に行わなければな らない。

5. 指定介護予防通所リハビリテーション事業所においては、 利用者の生活機能を向上するために、必ず理学療法士又は作業 療法士を確保しなければならない。

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正解:1・4

選択肢1です。

文句なくに「正しい」です。

残念ながら、選択肢の内容と絡むようなテキストの内容はあり ません。強いて言えば、こんなところでしょうか。

四訂 介護支援専門員・基本テキストの第2巻127~128ページ に「介護予防支援サービスと医学的管理サービス」に関 する記述があります。

『医学のなかに予防医学が含まれますので、医師は介護予防に も感心を持ち、積極的関与が求められます。介護予防支援とは 居宅要介護者が介護予防サービス等の適切な利用ができるよう に、地域包括支援センターのおいて利用する介護予防サービス の種類、内容、担当者を定めた計画を作成し、介護予防サービ スが確保されるように介護予防サービス事業者との連絡調整を 行うことです。』

選択肢1は「正しい」です。

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●編集後記●

バックナンバーです。

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2007年9月28日金曜日

サービス担当者会議について、689号。

2006年の問題です。

問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関 や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の 管理及び指導である。

2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居 宅療養管理指導を利用しなければならない。

3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合 には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行 い、改めて指定を受けなければならない。

4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛 生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができ る。

5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師 と訪問先でも開催できる。

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正解:1・4・5

選択肢5です。

これは、自明のことなので、文句なくに「正しい」です。 しかし、念のため、テキストを見ましょう。

四訂 介護支援専門員・基本テキストの第2巻127ページで す。

『居宅療養管理指導や定期的な訪問診療で医師が利用者宅に赴 く機会に訪問先で会議を開くこともできます。居宅療養管理指 導以外のサービスに対する医師の意見を聞くことも可能です。』

選択肢5は「正しい」です。

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●編集後記●

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2007年9月27日木曜日

口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導について、688号。

2006年の問題です。

問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関 や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の 管理及び指導である。

2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居 宅療養管理指導を利用しなければならない。

3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合 には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行 い、改めて指定を受けなければならない。

4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛 生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができ る。

5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師 と訪問先でも開催できる。

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正解:1・4・5

選択肢4です。

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準 の第84条です。

『第八十四条 指定居宅サービスに該当する居宅療養管理指導 (以下「指定居宅療養管理指導」という。)の事業は、要介護状 態等となった場合においても、その利用者が可能な限りその居 宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むこ とができるよう、《医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士(歯科 衛生士が行う居宅療養管理指導に相当するものを行う保健婦、 保健士、看護婦、看護士、准看護婦及び准看護士を含む。》以下 この章において同じ。)又は管理栄養士が、通院が困難な利用者 に対して、その居宅を訪問して、その心身の状況、置かれてい る環境等を把握し、それらを踏まえて療養上の管理及び指導を 行うことにより、その者の療養生活の質の向上を図るものでな ければならない。』

《医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士(歯科衛生士が行う居 宅療養管理指導に相当するものを行う保健婦、保健士、看護婦、 看護士、准看護婦及び准看護士を含む。》とあります。

選択肢4は「正しい」です。

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2007年9月26日水曜日

保険医療機関又は保険薬局のみなし指定について、687号。

2006年の問題です。

問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関 や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の 管理及び指導である。

2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居 宅療養管理指導を利用しなければならない。

3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合 には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行 い、改めて指定を受けなければならない。

4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛 生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができ る。

5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師 と訪問先でも開催できる。

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正解:1・4・5

選択肢3です。

介護保険法の第71条です。

『(指定居宅サービス事業者の特例) 第七十一条 病院等について、健康保険法第六十三条第三項第 一号の規定による保険医療機関又は保険薬局の指定があったと き(同法第六十九条の規定により同号の指定があったものとみ なされたときを含む。)は、その指定の時に、当該病院等の開設 者について、当該病院 等により行われる居宅サービス(病院又 は診療所にあっては居宅療養管理指導その他厚生労働省令で定 める種類の居宅サービスに限り、薬局にあっては居宅療養 管理 指導に限る。)に係る第四十一条第一項本文の指定があったもの とみなす。
ただし、当該病院等の開設者が、厚生労働省令で定めるところ により別段の申出 をしたとき、又はその指定の時前に第七十七 条第一項若しくは第百十五条の二十九第六項の規定により第四 十一条第一項本文の指定を取り消されているときは、 この限り でない。

2 前項の規定により指定居宅サービス事業者とみなされた者 に係る第四十一条第一項本文の指定は、当該指定に係る病院等 について、健康保険法第八十条の規定による保険医療機関又は 保険薬局の指定の取消しがあったときは、その効力を失う。』

分かり易く言うと、保険医療機関又は保険薬局はみなし指定が あるので「改めて指定」を受ける必要がない事業所もあります。

選択肢3は「誤り」です。

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2007年9月25日火曜日

居宅療養管理指導の利用について、686号。

2006年の問題です。

問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関 や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の 管理及び指導である。

2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居 宅療養管理指導を利用しなければならない。

3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合 には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行 い、改めて指定を受けなければならない。

4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛 生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができ る。

5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師 と訪問先でも開催できる。

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正解:1・4・5

選択肢2です。

「必ず居宅療養管理指導を利用しなければならない」ことはあ りません。

自明のことです。

テキストにはこんな文言があります。 『通院が困難で療養上の管理および指導を受けることによって 療養生活の質の向上を図ることのできる人が、居宅療養管理指 導の対象者となります。』

選択肢2は「誤り」です。

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2007年9月19日水曜日

居宅療養管理指導について、685号。

2006年の問題です。

問題36 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。
3つ選べ。

1. 居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関 や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の 管理及び指導である。

2. 居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居 宅療養管理指導を利用しなければならない。

3. 保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合 には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行 い、改めて指定を受けなければならない。

4. 口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛 生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができ る。

5. サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師 と訪問先でも開催できる。

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正解:2・4・5

選択肢1です。

「居宅療養管理指導」については、正しい理解が必要です。 居宅療養管理指導については、制度上の改正はありませんので 過去問が有効です。

介護保険法の第8条の第6項です。

『この法律において「居宅療養管理指導」とは、居宅要介護者 について、病院、診療所又は薬局(以下「病院等」という。)の 医師、歯科医師、薬剤師その他厚生労働省令で定める者により 行われる療養上の管理及び指導であって、厚生労働省令で定め るものをいう。』

選択肢1は「正しい」です。

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2007年9月18日火曜日

高齢者の既往歴の把握について、684号。

2006年の問題です。

問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として は、経口麻薬剤のみが許可されている。

2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か く継続して観察することが望ましい。

3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって 在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。

4. 胃ろう造説術を施された患者の治療上生じるトラブルとし ては、カテーテルが自然に抜去することがある。

5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時 には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。

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正解:2・4・5

選択肢5です。

この文言を読んで違和感を持つ方はいないと思いますが、テキ ストを確認しておきましょう。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の273ページに こんな記述があります。

『高齢者緊急患者の診察に際しては、(中略)のように現病歴の 把握以外にも既往歴の問診に十分に配慮するとともに、主な疾 患を想定して広範で包括的な検査を行って病態を正しく判断す ることが重要です。』

選択肢5は「正しい」です。

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2007年9月12日水曜日

胃ろう造設術を施された患者について、683号。

2006年の問題です。

問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として は、経口麻薬剤のみが許可されている。

2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か く継続して観察することが望ましい。

3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって 在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。

4. 胃ろう造設術を施された患者の治療上生じるトラブルとし ては、カテーテルが自然に抜去することがある。

5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時 には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。

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正解:2・4・5

選択肢4です。

《カテーテルが自然に抜去することがある》という文言に違和 感を持つと判断を誤ります。

自分の主観ではなく、テキストにどう記載されているかがポイ ントです。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の258ページに こんな記述があります。

『胃と腹部表面を通過し栄養を注入する管が通してあり、ここ から必要な栄養を通します。自然抜去することもあります。』

選択肢4は「正しい」です。

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2007年9月11日火曜日

在宅酸素療法について、682号。

2006年の問題です。

問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として は、経口麻薬剤のみが許可されている。

2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か く継続して観察することが望ましい。

3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって 在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。

4. 胃ろう造説術を施された患者の治療上生じるトラブルとし ては、カテーテルが自然に抜去することがある。

5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時 には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。

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正解:2・4・5

選択肢3です。

《いまだ外出はできない。》という文言を見てみれば、間違って いることが、すぐに理解できますが、テキストの言葉を見てお きましょう。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の251ページに こんな記述があります。

『HOTの普及により、今まで入院して酸素吸入しなければな らなかった患者の多くが、家庭内での生活だけでなく、外出も 可能となっています。』

選択肢3は「誤り」です。

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2007年9月8日土曜日

腹膜透析患者のケアについて、681号。

2006年の問題です。

問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として は、経口麻薬剤のみが許可されている。

2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か く継続して観察することが望ましい。

3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって 在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。

4. 胃ろう造説術を施された患者の治療上生じるトラブルとし ては、カテーテルが自然に抜去することがある。

5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時 には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。

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正解:2・4・5

選択肢2です。

文言を見てみれば常識的なことを言っているので正しいことが すぐに理解できますが、テキストの言葉を見ておきましょう。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の251ページに こんな記述があります。

『(在宅自己腹膜灌流法は、)基本的には在宅医療であり、月1 ~2回の管理以外には病院に通う必要がなく、患者の生活リズ ムに合わせ治療できるため社会復帰が容易です。特に、通院が 困難な過疎地や積雪地の患者に勧められます。在宅支援におい て継続して自己管理状況についてより細かく観察することが望 ましく、在宅自己腹膜灌流法導入後も再教育と再評価を常に行 う必要があります。』

選択肢2は「正しい」です。

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2007年9月7日金曜日

在宅における医療管理について、680号。

2006年の問題です。

問題35 在宅における医療管理について適切なものはどれか。
3つ選べ。

1. 在宅における末期がん患者の疼痛緩和に用いる薬剤として は、経口麻薬剤のみが許可されている。

2. 腹膜透析患者のケアについては、自己管理状況をより細か く継続して観察することが望ましい。

3. 酸素吸入が必要な肺気腫の患者は、在宅酸素療法によって 在宅生活が可能となったが、いまだ外出はできない。

4. 胃ろう造説術を施された患者の治療上生じるトラブルとし ては、カテーテルが自然に抜去することがある。

5. 高齢者は、非典型的症状を呈することが多いため、急変時 には、現病歴だけでなく、既往歴の把握も重要である。

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正解:2・4・5

選択肢1です。

《経口麻薬剤のみ》という文言に注目してください。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の250ページに こんな記述があります。

『ほかに、最近では悪性腫瘍時の疼痛のコントロールに麻薬を はじめとする座薬や経口麻薬薬、パッチ製剤を使用する場合も あります。鎮痛を目的にした場合に比較的コントロールが容易 であり有用です。』

選択肢1は「誤り」です。

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2007年9月6日木曜日

死亡診断書について、679号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

この選択肢は感心しません。 「死亡確認することなく死亡診断書を交付する」という言葉に 違和感があります。

これは、医師法第20条の例外規定です。あくまでも例外規定 なので、本来は、医師は患者を訪問し、診察し死亡診断をする という理解が正しいように思います。

この選択肢は、医師に対する不信を招くような文章です。

選択肢5です。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の323ページに こんな記述があります。

『・・・、同法には「但し、診察中の患者が受診後24時間以 内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限り ではない」と例外規定が記されています。』

『法は死亡診断を医師(歯科医師を含む)にしかできない医療 行為と定めており、・・・(略)』

とはいえ、選択肢5は「正しい」です。

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2007年9月5日水曜日

死亡診断について、678号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

看護師が死亡診断をできないことは当たり前のこととして理解 できる筈です。

とはいえ、一応テキストで確認しておきましょう。

選択肢4です。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の322ページに こんな記述があります。

『死亡診断書は、死体検案書と同様、死に対する公文書です。 虚偽の記載は許されません。』

『法は死亡診断を医師(歯科医師を含む)にしかできない医療 行為と定めており、・・・(略)』

選択肢4は「誤り」です。

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2007年9月4日火曜日

ホスピスケアについて、677号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

「正しい」ことは、読めば、即、理解できる筈です。

選択肢3です。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の311ページに こんな記述があります。

『遺族を対象としたケアのことを遺族ケアといいますが、在宅 での看取りは病院での死とは異なり、一般的に家族の満足感が 非常に高く、亡くなってからの家族医ケアは医療者にとって比 較的容易です。しかし、どんなに満足がゆき、納得のゆく死で あったとしても、家族の方は果たしてこれでよかったのだろう か、足りなかったことはなかっただろうかと自問されるのが普 通です。したがって、亡くなった直後の家族ケアはそのような 家族の自責の念を軽くするような配慮が特に重要です。』

選択肢3は「正しい」です。

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2007年9月3日月曜日

末期がん患者の疼痛緩和について、676号。

2006年の問題です。

問題34 高齢者の終末期に関する行為について適切なものは どれか。
3つ選べ。

1. 死の看取りについては、患者が死に向かっていることを家 族に正しく理解してもらうことが重要である。

2. 末期がん患者の疼痛緩和は、身体的な側面にのみ焦点を当 てる。

3. ホスピスケアにおいては、患者が死亡した後の遺族を対象 としたケアも含まれる。

4. 死亡診断は、医師(歯科医師を含む。)にのみ許される行為 であるが、医師の許可又は依頼があった場合に限り、担当看護 師も行うことが可能である。

5. 医師は、継続治療している患者で24時間以内に診察を行 った場合に限って、死亡確認することなく死亡診断書を交付す ることができる。

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正解:1・3・5

重いテーマの問題ですが、専門知識がなくても解ける問題です。 とはいえ、選択肢を一つ一つ見ていきましょう。

選択肢を一つ一つ見ていきましょう。

選択肢2です。

「身体的な側面にのみ」という言葉に違和感を感じられれば理 解できると思います。

四訂 介護支援専門員基本テキストの第3巻の311ページに こんな記述があります。

『末期がん患者の痛みは単に身体的要因から成るものではなく、 精神的要因、社会的要因、霊的要因をも含んだ全人的痛みとし てとらえられています。すなわち、末期がんの痛みは肉体的な 痛みをベースにしていますが、心理的、社会的、霊的なものが それを修飾し、それらが統合された形で一つの痛みとして現れ てくるという理解です。』

選択肢2は「誤り」です。

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●編集後記●

9月最初のメルマガです。

バックナンバーです。

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